現実はドラマ以上

  「事実は小説より奇なり」という
言葉があります。
 「確かにそうだ!」と感じたのは
10代だったからでしょうか。
 忘れられない話が2つあります。

 1968年頃の高校のクラスメートの物語
です。
「両親が離婚したので、母の姓に戻り
名字が替わったのよ。
 父は医学部で学ぶ台湾からの留学生
だったの。そして母と出会い二人
仲になったと聞いたわ
 その時、母には婚約者がいたの。
 父が母に猛烈アタックし、結婚式1週
前に両親は駆け落ちしたんだって。
 結婚して子どもが産まれて、開業して
家族5人で暮らしていたの。
 そこに台湾から父の妹が様子見に訪ね
きて、一緒に住むようになったんです。
 父の妹と母がうまくいかずいざこざ
している内に、父は看護婦さんと出来ち
ゃって....父の妹が台湾に戻った代わりに、
彼女が私たちと一緒に住むようになって
の。
 母は妻妾同居の愛人の洗濯物を洗った
り、スイカを父と彼女の部屋に届けたり...
 父の医院にとって看護婦さんの彼女は
大きな力、だから母はガマンしたの。
 あまりに母が可哀想で、私たち子ども
は母に離婚して欲しいって何度も頼んだ
けど、母は経済力がないから別れたら暮
らしていけないって。
 やっと、父は彼女と東京で暮らすこと
になり、離婚が決まったわけ。
 そんな父だけど、経済的に大変な時も、
私のピアノを応援してくれて、父を尊敬し
ているし感謝もしている。
 今は母と私たちだけで気が楽よ」

 近所のおじさんの話
W さんは事業家で裕福だ、艶福家だっ
て、知っているね。
 W さんは芸者さんの愛人がいて、2人
の間に女のもいるんだよ。
 その子を自分の会社に入れたのが間違
いだね。
 将来社長にする長男も同じ会社に入れ
いたところ、なんと2人が恋仲になった
そうだ。
 結婚したいと打ち明けられたW さん、
隠しておけず2人が自分の子だと告げた
んだそうだが、長男がひどくショックを
受けてね。行方知らずだそうだよ。
罪なことだ〜」

 写真は東京へのバス旅行のものです。
昔の物を捨てられないのは、過去への
執着と未来への不安だそうです。
 今日も捨てるぞ!


これは銀座の三越デパート。
ママがショッピングを楽しむ間、託児を
しましたね。





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